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2006年02月25日 [14:34] シフ蛮勇記(小説?) 

シフ蛮勇記 第1話  漂着した少年

え~・・・ちょっとネタが無いので、こんなんやります(苦笑)

こんにちは、Masです。

今日のは、文章の特性上、長いです・・・読む際にはご注意をw
・・・つ事(どゆ事?)で、旧日記で少しやっていた、
小説もどきを載せたいと思います。

・・・ネタ無いんですよ・・・(´▽`;A)

・・・では、ちょっと長めなので、それなりの覚悟で御覧下さいませw

※これからの「小説もどき」は、スクエアエニックスのゲーム『ロマンシングサガ~ミンストレルソング~』を元にした二次小説です。このゲームを知らない人には面白くも何とも無いかも知れません・・・ご注意を。

・・・ってか、このブログって、一回にどのくらい載せられるのだろう?





■シフの蛮勇記 予告!!

一年中雪に覆われる極寒の地、バルハラント。
その地のガトと呼ばれる村にシフと言う名のバルハル族の女戦士が居た。
ある日、シフがいつもの様に村の脅威となるモンスターと退治している最中、
“北の海岸に難破船が漂着した”という報が入る。
現場に駆けつけたシフは、そこで、難破船の唯一の生き残りである一人の少年を救った。
この少年、アルベルトとの出会いが、シフを“世界の運命に関わる旅”へ導く為の序章であった。
新プレイ記、~ アマゾネスシフの蛮勇記 ~
~ 第1話 漂着した少年 ~
「あたしはシフ、バルハル族だよ」




~ アマゾネスシフの蛮勇記 ~


~ 第1話 漂着した少年 ~



 地響きを立て、獣型モンスターが突進して来た。
 アタシは避けるでも無く、真正面からモンスターを見据える。剣を正眼に構え、モンスターが接近するのを待った。
 ザシュ!
 アタシとモンスターの身体が交錯し、白銀の軌跡が閃く。
 ズウゥン!
 一瞬後、アタシの背後で大きな音を立ててモンスターの身体が倒れた。
「物足りないねぇ~」
 背後を振り返り、アタシはそう呟く。
 モンスターが動かなくなった事を確認した後、大剣の刃を拭い、背の鞘に戻した。ほのかに上気した身体に、冷たい風が通り抜ける。並みの人間なら凍えるこの風も、極寒の地で育ったアタシにとっては慣れ親しんだ心地好いモノだった。
 アタシの名はシフ、バルハル族の戦士だ。
 “戦士”とはその名の通り、戦うのが仕事で、モンスターの脅威から村の生活を守る事を主とされる。今日もまたガト族長から昔の坑道に住み着いたモンスターの退治を依頼され、今まさに終った所だった。
「おかえり、シフ。おぉ、今回もデカイの仕留めたなぁ」
 戦利品たるモンスターの毛皮を持ち帰ったアタシに、門番が声を掛けて来る。
「ただいま、何か問題はあったかい?」
「いや、何も無い、平穏そのものさ。そうだな……また少し暖かくなってきたくらいか」
「はは、平穏が一番だよ」
 そんな軽いやり取りをしながら、アタシは住処のガトの村に入った。
 アタシ達バルハル族は、年雪に覆われたここバルハラントの原住民で、もう随分と昔からこの極寒の地で暮らしている。人間が住むには厳しい環境だけど、アタシ達は……少なくともアタシは、この地を離れるつもりは無い。
 アタシの住むガトの村は、バルハラントの北東部にある。狩猟で自給自足の生活をしているんだけど、それでも人間が生きていく上で足りない物は一杯あった。そんな時は、狩猟で余った物や近くの山で採れる鉱石とかを、隣の騎士団領に持って行って金に変えるんだ。何でも、この極寒の地にしか生息しない動物や鉱石が、高い値段で取引されるらしい。だから、騎士団領に行った奴等が帰って来る時は、結構な荷物になる。アタシのこの大剣もソレで手に入れた物だ。だから、アタシの村は辺境の割にはそれなりの生活を送っているんだ。
 その生活を守るのが“戦士”。亡き父も母も“戦士”だった。物を作る事も育てる事も出来ないけれど、アタシは“戦士”という事に誇りを持っている。

 ガトにモンスター退治の報告を済ませて家を出ると、村は何だか慌しい雰囲気に包まれていた。男達は誰もが走り回っていて、女達はそわそわしている。いつもは静かな村が、ここまで騒がしくなるなんてかなり珍しい。悪い知らせで無ければ良いんだけどねぇ……。
「どうした、何があったんだい?」
 アタシは近くに居た村人に訊く。
「海岸に船が流れ着いたらしい。船体がボロボロで、恐らくは難破船だというこ……」
 アタシは話を全部聞き終わる前に駆け出していた。
 アタシ達“戦士”はモンスター退治が主な仕事だが、ソレは“人助け”という考え方が前提にある。だから、頭が理解するよりも、身体が動き出してしまうんだ。戦うしか能の無いアタシでも、腕力なら自信がある。この力が何かの訳には立てる筈だ。
 そう考え、アタシは海岸へと急いだ。

 アタシがその現場に着いた時、既に何人もの男達が忙しなく動いていた。
「こりゃヒドイね……」
 難破した船を見てアタシは呟く。さっきの村人が言っていた通り、船体は見るも無残な姿になっていた。三本あるマストは総てが半ばから折れていた。船尾部分は大破、船腹や船底部分にはあちこちに大きな穴が開いていた。恐らくは大波――それも想像を絶する程の大きさのものだろう――にのまれてしまったと思われるその船。何故か船首部分が嫌に綺麗な形で残っているのが印象的だった。
「悪い、どいてくれ」
「おっと、すまない」
 船から遺体を運ぶ村人に危うくぶつかりそうになり、慌てて避ける。
「船がこんな状態なんだ、だれも生き残ってはいないだろうねぇ……」
 運ばれて行くいくつもの遺体を見ながら、アタシはそう思った。
 アタシも何か手伝おうと、船体の方へと向かう。雪に半分埋もれた残骸を避けながら歩いていると、村人のモノとは明らかに違う足跡を見つけた。足跡は村に向かうでも無く、ただ雪原の丘の方へと続いている。
「これは……?」
 不思議に思い、アタシは足跡を追って行き、そして、倒れて半ば雪に埋もれていた男を見つけた。急いで駆け付け、男を抱き起こす。驚いた事に男はまだ少年と言っても良い顔立ちをしていた。身体に積もった雪を払い、頬を叩く。
「うぅぅ……」
 反応が、あった。良かった、まだ生きている。だが、すぐに身体を温めないと危険だ。
 アタシは少年を担ぎ、急いでガトの村へと帰った。

 少年を族長のガトの家に運び込み、すぐさま火の近くへ寝かせた。雪に濡れた衣服を脱がせ、身体を拭いた後、毛皮の外套を羽織らせる。
「う……うん……」
 しばらくして、少年の意識が戻った様だった。
「こ……ここは……?」
「バルハラント。ガトの村だよ」
 少年の問いにアタシが答える。
「バルハラント……?」
 少年は唖然としながらそう呟いた。上体を起こし、立ち上がろうとする。
「無理しない方が良いよ」
「いえ、大丈夫です」
 少年はそう言って立ち上がった。うん、ふらついてない。確かにもう大丈夫な様だ。優しげな顔をしているが、なかなかどうして、しっかりしているじゃあないか。
「助けて戴いて有難う御座います。私の名はアルベルト、ローザリアのイスマスの者です」
 少年は丁寧にお辞儀した。
「坊やはあの船に乗っていたのかい?」
 アルベルトと名乗ったその少年のあまりにも丁寧な振る舞いに、ついからかいたくなり“坊や”と呼んでしまう。実際若いのだから、別に良いだろう。
「ぼ、坊や?」
 坊や――いや、アルベルトの方はそう呼ばれるのは不満らしい。
「おぉ……元気になられた様じゃな」
 部屋の奥から老人の声がした。バルハル族の族長にして、この村の名の由来となっているガトだ。
「はい、お蔭様で。何かお礼をしたいのですが、生憎……」
「いや、結構結構。困った時はお互い様じゃよ」
「有難う御座います」
 アルベルトは、また頭を下げる。こう何度もやられると、何かこそばゆいねぇ……。
「……ところでシフよ。また洞窟にモンスターが住み着いた様じゃ」
「分かった、退治してくれば良いんだろ?」
 ガトの言葉に、アタシは直ぐに返事をする。モンスター退治は戦士の役目だ。
「私も連れて行ってください」
 意外な所から声がした。声の主はアルベルトだった。
「こんな事でご恩が返せるとは思いませんが、せめてお手伝いしたいのです」
 アルベルトはそう言って同行を申し出た。正直モンスターの退治なんでアタシ一人で十分なんだけど、仲間が居るならそれに越した事は無い。それに、このアルベルト、一見するとなよなよしている様に見えるが、それなりに訓練は積んでいそうだ。
「良いよ、付いて来な。ただし、足手まといにはなるんじゃ無いよ」
 だから、アタシはアルベルトの同行を許可した。アタシの言葉にアルベルトは心底嬉しそうな顔をする。
「はい、頑張ります」
 こうしてアタシは漂着した少年、アルベルトを連れて、モンスターが住み着いた洞窟へと向かう事になった。

 思えば、コレがアタシの旅の始まりだった。
 世界の命運を掛けた戦いへの旅の……。


~ 続く ~



■次回予告!!

漂着した少年、アルベルト。
彼を騎士団領まで送る様に言われたシフは、族長ガトより一つの宝玉を受け取る。
ソレはシフの亡き父が遺した形見の品だった。
シフはアルベルトを送る傍ら、父の遺志を遂げる決意をする。
次回、~ アマゾネスシフの蛮勇記 ~
~ 第2話 父の形見 ~
その宝玉に映るは、父の面影……



・・・すみませんスミマセン済みません・・・

m(_ _)m
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