『東日本大震災』in千葉北東部1 それは数秒の間に起こった
今まで生きて来た中で一番の災害……
オハヨウゴザイマス、Masです。
本日から数回に渡って、
『2011年東北地方太平洋沖地震』改め、
『東日本大震災』千葉北東部での状況をお送りします。
オハヨウゴザイマス、Masです。
本日から数回に渡って、
『2011年東北地方太平洋沖地震』改め、
『東日本大震災』千葉北東部での状況をお送りします。
2011年3月11日 14:50頃……
最初に起こったのは、突然の停電だった。
部屋の中の電器機器が突然のシャットダウン。
その直後、市の防災無線から、聞き慣れない音が鳴り響く。
部屋に居た私は、その音が良く聞き取れず、
キッチリと放送の内容を聞こうと外へ。
その放送の内容は――こんな感じだった。
「地震予知!!! 地震予知!!! 地震が起こります……」
「?」
その放送を聞いた時に最初に頭に過ぎったのは、大きな「?」だった。
しかし、すぐさまその内容が頭に浸透する。
「まさか?」との思いが駆け巡る。
だが、その「まさか?」は現実となる。
直後――
ズウウウンッ……!!!!!!
実際にこんな音はしなかったのだが、
こう形容するしかない衝撃が身体を襲った。
しかも、一瞬では無い。
数秒……数十秒?
いや、後の記録によれば数分にも渡って地面が揺れ続けた。
なので、体感的には「震度6」――
実際には「震度5弱」の地震(千葉北東部)が、この時起こった。
自分でも驚く事に、この揺れの中、私は屋内へと戻っている。
ストーブが点いていないか?
そして、仕事に必要な、PCは無事か?
この2点を確かめる為に。
……結果的には双方とも大丈夫だった。
揺れが収まると、私は母屋の方へと向かった。
母屋に居た親父も、安全の為に外へ出ていた。
その姿を見て、私はホッとする。
だが、その直後、親父が指差す方向を見て、唖然とした。
地震の影響で、生簀の一部が崩落していた。
更に、
我が家の東にある電柱が傾いていた。
……とりあえず、揺れが完全に収まるのを待って、
私は崩落した場所に向かった。
そこで見たモノは――
ヒビ割れた地面!!!
どうやら地盤が比較的脆かったらしく、
割れた地面に巻き込まれる様にして池の壁が崩落したらしい……
ソレを報告すべく母屋に戻った時、またもや放送が流れる。
「大津波警報発令!!!!!!」
何だそれはっ!!!!!?
気象関連にソコソコ強いと自負している私。
ソノ警報がある事は知っていたが、真逆実際に聞く事になろうとは!!
しかも、こんな言葉を続けて言う。
「予想される津波の高さは10m!!!!!」
……?
はぃ?
……
…… ……
…… …… ……
軽い……絶望感に囚われた……
~ 続く ~
※
この話は、記憶違い等の理由で実際の発言に少々違いがあるかも知れませんが、言葉の意味や行動、背景描写は、ほぼ事実通りです。
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