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2013年01月16日 [00:00] 日記 

甥っ子共に“武具”というモノを教える

同時に、夢を壊す(オヒ

オハヨウゴザイマス、Masです、。
 
 
 
甥兄「まぁまはどんな武器が好き?」※まぁま=私の呼び名

ある日、甥兄からそんな事を訊かれた。

その問いに私は、「ん~、日本刀かな」と答える。

甥兄「俺は細い剣が好き。ドラクエの“隼の剣”みたいな奴」

なるほど、良い趣味を持っている。流石、俺の甥っ子。続けて、こんな事を言う。

「友達は両手に剣を持った二刀流が好きだ、ってのが多いよ」

ソレを聞いて、思わず私は笑った。

「まぁ、二刀流は格好良く見えるもんな。でもな……」

そう言って私は、近くにあったバットを二本手に取り、甥兄に渡す。

「ほれ、コレ両手に持って、ブン回してみてみろ」

甥兄は素直にバットを受け取り、言われた通りに二本のバットをそれぞれに持つ。

その手が心なしか下がっているのは、勘違いではあるまい。

そして、振り回そうとするが、思う様には行かず、足がふらつく。

「どうだ? 重いだろ?」

甥兄は素直に頷く。

「ソレで相手に攻撃を当てられて、尚かつ相手の攻撃を躱せると思うか?」

甥兄は首を振る。

「二刀流って実際にはそんなもんだ。あんなのはフィクションだから出来る事だからな」

ちなみに、中学生用の軟式バットは、重くても700g程度である。

実在の武器の中で比較的軽めの部類に入る日本刀(打刀)は1kg前後で、
西洋剣に至っては、一般的な大きさで1.5kgもある。
ゲームでよくある“二刀流”では、様々な武器を扱っているが、
この重さの武器で実際に攻撃をすると、片方の武器を振るった際にバランスが崩れて、とても実用に耐えられるモノでは無いのである。
二刀流(二天一流)の宮本武蔵ですら、利き手でこそ主に攻撃用の打刀であったが、
もう片手は軽い脇差で、コレは相手の攻撃を打ち払う為の防御用であった。
両手で交互に連続攻撃するのは実際には無理な事で、
もの凄く馬鹿馬鹿しい動きなのです!!!!

ちなみに、宮本武蔵は、実戦では殆ど二刀流をしなかったとの事(そもそも二天一流とは無かったとも)。
まともに武術をやった事の無い私すらこの事を知っているので、
実際に武術をやっている人や経験者にとっては、二刀流なんぞは物笑いの種である事でしょう。
某アニメで、ヴァーチャル世界(?)から帰還した奴が剣道で竹刀を二刀流で持った時は笑った!!
あ、一応、小刀程度の武器であれば、武器の重さでバランスを崩す事は無いので、二刀流はアリです。
補足として。大き目の武器での二刀流では、腕力も確かに重要ですが、
もっと重要なのは、重い武器で振り回されない肉体そのものの頑健さやバランス(体幹)です。

――と言う事を、懇切丁寧に甥兄に教えてあげました。

勉強を教えても、真面目に聞かない甥兄は、

この手の話題はチャンと聞くのは面白い事です。

話を聞いて、甥兄は益々、細剣と言う武器が好きになった様です。

あ、甥弟は、日本刀――それも、野太刀の様な大きい奴が好きらしいです。
コレは両手で一本の武器を持つモノなのでアリですね。


まぁ、コレからもコノ手の雑学知識を色々と教えてあげようかな、と思います。




上記の蘊蓄の補足。

上記説明では、二刀流の説明の為にバット(打撃武器)を用いましたが、
実際にはもっと詳しく教えていて、私の部屋にある“重さ1kgの模造刀”も使用したりしています。
左手にバット、右手に1kgの模造刀を持って刀を振らせてみました。
当然、余計ふらつきます。
更に、刃物の場合は、刃筋を対象に合わせなくてはならないので、
その難しさは大変なモノになります。
日本刀は軽く、その鋭さが命の部分がありますので、重要性がカナリ高いのです。
だからこそ、両手でしっかりと刃筋を揃えて振るうのです。
ちなみに、ファンタジーの世界で、西洋剣を持つ場合によく盾を持っていますが、
西洋剣の場合は“武器の重さでただ振り下ろす”使い方が多いので、
日本刀より重いのに片手で扱えるのです。
それと、重い金属鎧や重い盾で身体を支えているので、片手でも比較的安定するのです。
――なので……
西洋剣で二刀流なんぞ、片腹痛くて失笑モノ!!!!
なんですよね、コレが……
どんなに身体を鍛えてようが、少し動いただけで、腕が上がらなくなりますよ?
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